他のライターには相談していませんが、「キング・ジーザス・ゴスペル」を原著名、The King Jesus Gospel、に従って省略形を用いる場合は記事のタイトルで使用したように「KJG」と表記させてください。
このブログでは頻繁に出てくると思いますので、しばしば省略形が便宜上有効な時があります。そんな時はKJGと表記しますので「あっKJGはキング・ジーザス・ゴスペルのことなんだ。」と思い出してください。
(他のライターの方たちは別にこれに拘束される必要はありません。でも便利だと思ったら使ってね。)
さて今日は「KJGの一分紹介」と言うのをやってみます。
世の中忙しい人が多いので「三分クッキング」とか「ミニ○○」とかどうしても省略化したものが必要になってきますよね。
さて前置きはそれくらいにして、「KJGの一分紹介」です。
と言ってもタカ牧師の作成した「紹介」ではなく、著者スコット・マクナイト教授がブログ上インタヴューでのそのような質問に回答したものです。
最初に原文を引用し、それから簡単に翻訳します。
The gospel we have been told since we were kids is a shortened, and sometimes dangerous, gospel. That gospel, roughly the four spiritual laws, is not found that way in the New Testament. The gospel of the New Testament focuses on the Story of Israel being fulfilled in the Story of Jesus, and the good news for them was that Jesus was the very one they awaited. The good news, then, is that Jesus is King/Messiah and Lord and he saves. The gospel is not first about us but about Jesus.以上は、Frank Violaの、BEYOND EVANGELICAL、と言うブログから引用しました。当の記事では本著についてマクナイト教授に色々インタヴューしていますので、余裕のある方はどうぞ読んでみてください。(http://frankviola.org/2012/02/08/scotmcknight/)
私達が子 供の頃から語られてきたゴスペルは短縮されたゴスペルで、時に“あぶない”ゴスペルでした。そのゴスペルは大体において『四つの法則』(訳者注、キャンパ ス・クルセード・フォー・クライストの伝道トラクトのこと。)と見ていいでしょうが、そのような形でのゴスペルは新約聖書にはありません。新約聖書のゴス ペルは「イスラエルのストーリー」が「イエスのストーリー」において成就したことに焦点を絞っています。このゴスペルが伝える良い知らせとは、「イエスこ そがみんなが待ち望んでいたお方だ」と言うことです。ですから(新約聖書の伝える)ゴスペル、良い知らせとは、「イエスは王/メシヤ、そして主なる方、彼 が救う」と言うことです。ゴスペルとは「わたしたちに関する何か」が先にあるのではなく、イエスについてのことなのです。
さて「KJGの一分紹介」でも少し触れているように、マクナイト教授は本著で、「私達が馴染んできた福音」と「新約聖書の伝える福音」とをはっきり区別し、それそれがどういう内容構成になっているかを分かりやすく説明してくれています。
それではまた次回。
originally posted 2012 Mar 01 by タカ牧師
0 件のコメント:
コメントを投稿