2013年6月25日火曜日

ジョナサンエドワーズについて

  ジョ ナサン・エドワーズというオジサンは、アメリカ合衆国が独立する前後に、ニューイングランド(アメリカの北東部・ニューヨークの北東側。ボストンの近郊。 州でいうとコネティカット・ニューハンプシャー・バーモント(日本では、この名前の付いたカレーが有名だが、多分、カレーは名物ではないかな。リンゴがと れる)・マサチューセッツ・メイン・ロードアイランドの6州)で活躍したイングランド人(ご出身がイングランド系なので)であり続けようとしたいわゆる改 革派(カルヴァン派)の伝説的な説教者である。幸か不幸か、アメリカでリバイバルといわれると、いまだに必ず彼の名前が出るくらい有名な人物である。ジョ ナサン・エドワーズは、Evangelicalsとも呼ばれるキリスト者グループに大きな影響を与えており、いまだにその影響は続いている。

  いま、筆者は、ジョナサン・エドワーズの超入門的な評伝(初めてのジョナサン・エドワーズ)を読んでいるのであるが、この本を読んで、ジョナサン・エド ワーズの印象がかなりがらりと変わった。ジョナサン・エドワーズって、かなり理性的な人だったのねぇ。と改めて思った次第。なお、この人、プリンストン大 学(アイビーリーグの一つ)の前身の大学の学長になってすぐなくなっている。種痘の初期の予防接種を受けたのが原因で、天然痘になってなくなったらしい。

  彼の影響を受けた人々は多い。例えば、近頃でいえば、ビリー・グラハムがそうだろうし、もうちょっと昔で言えばムーディなんかもそうだろう。その意味で、 福音派というか、キリスト者右派と呼ばれたり、(キリスト教)原理主義(ちなみに、もともとは、聖書を基礎にしていると主張していることから、このラベル が利用されたのではあるが、今は、別の意味付けがつけられて狂信的な人々という印象があるけれども元はそういう意味合いは少なかったはず。)と呼ばれる 人々の伝道方法に影響を与えたとされる人物であるが、ジョナサン・エドワーズの思想と、その現代の後継者とは、かなり異なっていると思う。

  さて、このブログで取り上げるScot McKnightのキング・ジーサス・ゴスペル(The King Jesus Gospel)を理解するためには、多分、ジョナサン・エドワーズについて、そして、彼がアメリカ人の思想と歴史に与えた影響について、知っておいた方が よい、ということは確かだと思う。

 とおもっていたら、このThe King Jesus Gospelの著者のMcKnight氏が2012年2月27日付のブログ記事で、ジョナサン・エドワーズについて触れておられる。

 ご興味のある方は、どうぞ。

Originally Posted 2013 Feb 28 by ミーちゃんはーちゃん

1 件のコメント:

  1. タカ牧師です。
    ご紹介いただいたジョナサン・エドワーズの本の増井志津代氏による書評がネットで読めますね。
    http://subsite.icu.ac.jp/people/morimoto/Texts/JEcartoonMasui.pdf

    タカ牧師によるコメント 管理人による代理投稿

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