今までは「読者の反応」を紹介して来ました。
今回は「キリスト教書関連で仕事をしている者も一意見」と言うことで「業界の反応」と言うなかなか聞けない貴重なものをご紹介。
「なぜこの本が売れるのかについて」考えたことをお書きします。と言うことです。
本の売れ行きを左右する要素として①内容②タイトル③装丁(表紙・帯など)④著者の人気度⑤価格⑥発売時期⑦広告方法⑧口コミ・・・などがあげられますが、
この本は、特に①内容②タイトル③装丁が良かったと思います。
①内容:多くの人が知りたいのは、律法ではなく「福音」であり、その「福音」について直接の内容なので関心を引き付けた。
②タイトル:タイトルに「福音」という言葉が入っているのが良い。
また、「再発見」という表現は、今までの理解を否定するようなイメージがなく、その上でさらなる発見がありそうな期待が持てるので良い。
③装丁:タイトルが見やすく、親しみやすい装丁(堅苦しくない)。特に帯の「なぜ、多くの若いキリスト者が、今日、教会を去ってしまうのか?」というコメントが良い。
この問題は、日本の多くの教会が現在抱えている問題なので、この本を読めばその解決ができそうな気がする。
また、もしかするとこの本を読んで「良かった!」と思った読者が、⑧口コミで広めてくださっているのかもしれませんが、はっきりとした情報は掴んでおりません。
近年キリスト教書籍は大変苦労していると聞きます。
ついコスト削減で「装丁」を簡単にしたりしていないでしょうか。
内容が良くても、やはり本の装丁は購入候補者との最初のインターフェース。
もっと大事にしてもいいかもしれませんね。
ではまた「反応」サーチしに行ってきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿