「大和郷にある教会」ブログの方で、某読書会レポートを書いた。
その晩の読書会の冒頭、6月24日に東京ミッション研究所共催で持たれた学びでの講師、トーマス・ヨーダー・ニューフェルドのことを耳にした。
そんな絡みで、今回の「福音の再発見」読者の反応はこれ。
あるメノナイトの救い理解という記事。
2013年7月3日 福音聖書神学校・公開講座での、トーマス・ヨーダー・ニューフェルドの講演がまとめられているが、そこに「福音の再発見」との絡みで次のように言われている。
そこでスコット・マクナイト「救いの再発見」と並行する「福音」に関する新約聖書学的アプローチを見ておられるようだ。とのことです。
今回は、メノナイトからの「救い」理解について語ってくださいました。
スコット・マクナイトの「福音の再発見」という本が出て話題になっていますが、講演の内容も、同じように、福音書からの福音の提示・パウロ書簡の義、信仰という単語理解の修正という流れに従うものです。
メノナイトらしく、(そして、私に言わせれば聖書に忠実に)和解を中心に組み込んだ、包括的な救い理解を語ってくださいました。
マクナイトはバプテストの出身ながら、今はかなりアナバプテスト的神学になっているようだ。
特に「福音の再発見」でも言われているように「イエスに従う(弟子化)」ことが福音と直結した課題であることを強調している。
どちらにしても、マクナイトも、ニューフェルドも、「救い派」のような矮小化された福音理解から、より包括的な福音理解へと、新約聖書の聖書神学的解説を行なったのであろう。
残念ながら、東京聖書学院(日本ホーリネス教団)は東村山にあり、度々東京ミッション研究所(不思議なことに依然として独自のHPを持っていない)から講演会の案内を頂くのだが、なかなか足が向かないのである。
今回はどうもミスしたようだ。
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