2013年8月19日月曜日

「福音の再発見」ファン感謝デー・関西編 ご報告

いやー暑い日でした。

日曜日の午後ですから、中々出にくい設定だったのですが・・・。

2013年8月11日(日)、午後2~4時

場所は神戸・三ノ宮駅近くの、神戸市勤労会館・特別応接室

部屋は広々快適でした。

早めに大阪から来会されたWさんと、ひとしきり色々おしゃべり。
まだ「福音の再発見」は読了なされていない様子。

もう一人参加予定のHさんを待ちながらさらに色々おしゃべり。
相互に関わりがある、Sさんや、T先生や、O先生のことなど。

時間が過ぎたので、まだHさんが到着していませんがスタート。

最初はタカ牧師のミニトーク。
お話の起点は、「福音の再発見」の第4章のゴルフコースのエピソード。
日本での発売直前に行なった、マクナイトとのEメール・インタヴューでも確認されたことだが、
・・・その時こう言う順番で調べて行って欲しい。先ずコリント第一の手紙の15章。それか ら使徒の働きに出てくる説教。それから福音書自体が福音な のかどうかを問うてみて欲しい。そしてテモテへの手紙第二の2章8節を読んで、そこに言われていることが福音かどうか問うて欲しい。
新約聖書が語る福音、使徒たちが伝えた福音、をどのように検証するのか。
もちろん新約聖書に照らしてその作業をするのだが、マクナイトはその時に相応しい順番がある、と言うわけです。


本書でもそのように取り扱っていますが、この時のインタヴューでもそのポイントが再確認されました。

要するにパウロが福音の核心として「伝承された」、イエス・キリストの出来事(ストーリーとも言い換えられる)のクライマックスである
「(十字架による)死」
「葬り」
「復活」
が「聖書に従って」起こった・・・と言うことが最重要なことなのだ。
そのことを私たちが再確認することから「福音の再発見」は始められるべきだ・・・と言うのがマクナイトの最も言わんとしている事である。

・・・そんなことをタカ牧師自らの「気付きの体験」を交えながら話し始めました。
(当日録音したテープを聴き直してみたところ、「聖書に従って」起こった・・・という部分は残念ながら抜けていました。)

Ⅰコリント15章を読み始めようとしたところで、Hさん到着。

ミニトークを要約すると、Ⅰコリント15章での福音の核心部分は歴史的に起こった「出来事性」にある。福音派が「救いのメッセージ」に要約する「私たちの罪を赦すために身代わりになって死なれた・・・」というイエスの死の出来事の「救済論解釈・意味づけ」が福音の中核として伝承されたのではない、と言うこと。

「初めが肝心」と言うことは、この順序「先ず出来事があり、しかる後にその救済的意義が深められて行った」と言う順序の後先が逆になってはならない・・・と言うのがタカ牧師のミニトークのポイントでした。

その後フリートークとなったのですが、何かの拍子に「イエスの復活」の話題が持ち上がり、
「死後遺体はどうなったんですかねー」
「遺体はどうなったか分からないけど、とにかく天に挙げられたわけでしょ」
「教会学校ではイエスは私たちの心に(復活して)生きている、みたいに教えているみたいですねー」
等々、何とも「イエスの復活」についての使徒的福音が、一部の教会の教えでは骨なしになっている様子が浮き彫りになってきたわけでした。

それでひとしきり「イエスの復活」の事実性を、「キリスト教会成立」の根本要件として説明する長い話に相成りました。

以上がイベントの報告です。

期待より少ない参加者でしたが、暑い中お越しくださったWさん、Hさん、ありがとうございました。
会場の用意や、眠気覚ましのアイスクリームを提供してくれたミーちゃんはーチャンさんのご労にも感謝。

今度は東京は巣鴨(つまりはタカ牧師のホームグラウンド)で、8月25日、午後2-4時、開催しまーす。

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